英語の音節 (syllable) の分け方2
英語の音節 (syllable) とは?
英語の音節 (syllable) とは、母音を中心とした音のまとまりの単位で、 1 音節内には母音が 1 つだけ含まれています (二重母音などは例外)。 その母音の前後に子音が加わったりして、1 音節をつくります。
辞書を見ると、音節はよく phon・ics のように ・ で区切られて表示されています。 phonics は 2 音節ですね。
母音が複数出てくる単語では、フォニックスルールを音節 (syllable) ごとに適用するので、音節 (syllable) の分け方を知っておかなければなりません。
前回は音節の分け方のルールの1つ目をご紹介しました。 今回は2つ目のルールをご紹介したいと思います。
英単語の音節 (syllable) を分けるルール2
例えば、 contest という単語を見てみましょう。
ステップ1: 母音を探しましょう。
contest の中には o と e の 2 つ母音があります。 基本、音節の中に母音は 1 つなので、この単語は 2 音節になります。
ステップ2: o の次の子音を確認しましょう。
o の次の子音は n と t のふたつです。 ですので n は前の音節に、 t は後ろの音節に分かれます。
ステップ3: 音節にわけてみよう。
n は前の音節に、 t は後ろの音節に含まれるので、 contest は con と test の 2 音節に分けられます。 (con・test)
分けた音節 (syllable) ごとにフォニックスルールを適用してみよう!
ひとつめの音節の母音は o で後ろに子音 n がひとつだけあります。
ですので、ルール 2 : 母音の後ろに子音がひとつ続く時はその母音を短く発音する が適用され、 o は短母音として発音されます。
ふたつめの音節の母音は e で後ろに子音が s、t と 2 つあります。
よって、ルール 3 : 母音の後ろに子音が2つ続く時はその母音を短く発音する が適用され、 e は短母音として発音されます。
これでできあがりです!
同じルールで音節 (syllable) を分けることができる単語の一例です。
bingo, campus, compensate, dentist, dictate, napkin, mitten, plastic
音節 (syllable) を分けて、フォニックスルールを適用してみて下さいね!