ルール 18 mn で終わる単語の n は発音しない
引き続き、単語の始めや終わりで特定のアルファベットの組み合わせがあると、片方が発音されなくなる Silent Letter についてまとめています。
今回は英単語が mn で終わる時のサイレント n に注目してみたいと思います。
単語が mn で終わる時、最後の n は発音されません
サイレント n を持つ単語を見てみよう!
例えば、column という単語を見てみましょう。
この column という単語ですが mn で終わっているので、最後の n は発音されません。
column は、新聞などの 「 コラム 」 だったり、エクセルなどの表計算ソフトで縦の列を表す 「 カラム 」 だったり、カタカナでも "ム" で終わる形で言葉が浸透していますね!
他にこのルールがあてはまる単語には以下のようなものがあります。
autumn(秋), hymn(賛美歌), damn(くそっ・非難する), condemn(非難する), solemn(厳粛な)
mn が単語の真ん中にきた時は?
例外もありますが、mn が単語の始めや終わりでない位置にきた時もルールがあります。
まず、mn で終わる単語が動詞で、時制の過去形や形容詞になって ed がついたような時も n は発音されません。
例: damned, condemned
ですが、mn に続いて母音がくるようなケース では、n を発音します。
例えば、autumnal は 「 秋の 」 「 秋を思わせる 」 という autumn の形容詞形ですが、 au・tum・nal と 3 つの音節 (syllable) に分けられ、n は発音されます。
同様に hymn の形容詞形の hymnal や、 damn の名詞形の damnation なども n を発音します。
mn で終わる単語の数は少なめ
column や autumn のような馴染みのある単語に当てはまるので取り上げましたが、mn で終わる単語の数は、他の Silent Letter ルールを含む単語の数より少な目です。
mn で終わる単語を検索してみてみると、固有名詞も多く、見たことないなぁ、というような単語が多いです。
そんな謎の mn で終わる単語に出会った時には、意味はわからなくても mn で終わってるから n は発音しないはず!って思っていただけたら幸いです♪