ルール 11 y のお仕事 - 母音?子音?

子音?母音? y のお仕事

y にはたくさんの仕事があり、単語のどの位置に現れるかなどで、母音になるか、子音になるか、その発音の方法が変わります。

フォニックスルール No. 11

y のお仕事 - 母音?子音?

  1. y が単語の一番最初や、音節の一番最初に来るときは子音になる。
  2. y が 1 以外の場所に現れる時は母音になる。
    • y が他の母音の真後ろにきたら、その y は発音しないで前の母音を長く発音する
    • y が単語内で唯一の音を出す母音で、その後ろに1つまたは2つの子音がきたら短母音の i と同じ発音になる
    • y が単語内で唯一の音を出す母音で、後ろに子音がない時や、サイレント E で終わる時は長母音の i と同じ発音になる

それぞれの例を見てみましょう。

1. y が単語の一番最初や、音節の一番最初に来るときは子音になる。

y で始まる単語や、y が音節の一番最初にくるときは y は 子音 になります。 音節の分け方はまた今度ご説明させていただきますね。

フォニックスルール 11-1 フォニックスルール 凡例

例: yam, yes, yet, yeast, yell

2. y が単語の一番最初や、音節の一番最初以外の場所に現れる時は母音になる。

単語や音節の一番最初の以外の場所に y があらわれたら、その y は 母音 です。 母音の i と同じような働きをします。

y が他の母音の真後ろにきたら、その y は発音しないで前の母音を長く発音する

y が母音になるので ルール 6: 母音が2つ続く時は1つ目を長く発音して2つ目は発音しない が適用されます。

フォニックスルール 11-2

例: clay, day, key, play, stay, tray

y が単語内で唯一の音を出す母音で、その後ろに1つまたは2つの子音がきたら短母音の i と同じ発音になる

y が母音になり、 ルール 2: 母音の後ろに子音がひとつ続く時はその母音を短く発音するルール 3: 母音の後ろに子音が2つ続く時はその母音を短く発音する が適用され、短い i と同じ発音になります。

フォニックスルール 11-3

例: crypt, hymn, Lynn, Syd

y が単語内で唯一の音を出す母音で、後ろに子音がない時や、サイレント E で終わる時は長母音の i と同じ発音になる

y が母音になり、 ルール 4: 母音が独立している時はその母音を長く発音するルール 5: サイレント E がある場合は最初の母音を長く発音する が適用され、長い i と同じ発音になります。

フォニックスルール 11-4

例: dry, fly, fry, my, style, type

y にはいろんなお仕事がありますね!

© 2010-2024 フォニックス (Phonics) 入門