ルール 5 サイレント E がある場合は最初の母音を長く発音する

サイレント E を見つけたら、最初の母音を長く発音しよう!

このフォニックスルールは、私がフォニックスと初めて出会って知ったときに感激したルールのひとつです。

フォニックスルール No. 5

サイレント E がある場合は最初の母音を長く発音する


サイレント E って何?

「 サイレント E がある場合 」 と書いてありますが、 「 サイレント E 」 って何でしょうか。

「 サイレント E 」 は単語の語尾に出てきて発音しない E のことです。

サイレント E を持つ単語の一例
cake, make, rope, stone

E が語尾にきた時はほとんどの場合発音しませんが、例外もあります。

be, he, me, she, we などは語尾に e がきていますが e を発音しますよね。

この単語たちは フォニックスルール4 が当てはまる単語ですね!

フォニックスルール5をあてはめてみよう!

サイレント E が何かわかったところで 「ルール5: サイレント E がある場合は最初の母音を長く発音する」 をあてはめてみましょう。

例えば bike という単語を見てみましょう。

ステップ1: サイレント E があるか確認しましょう。

bike という単語は e で終わるので、サイレント E がありますね。

フォニックスルール 5-1 フォニックスルール 凡例

ステップ2: 最初の母音を確認しましょう。

bike の最初の母音は i です。

フォニックスルール 5-2

ですので、 i は長母音 (long vowel) として発音されます。

フォニックスルール 5-3

長母音 (long vowel) はアルファベットの名前で発音するので、 bike はカタカナで強引に書くと 「 b + アイ + k 」 のような感じになります。

次の単語はこのフォニックスルールが当てはまる単語のほんの一例です。
brave, bone, cute, date, fate, fine, hope, kite, hide, vote

その他、サイレント E のところで例にあげた単語もこのルールが当てはまります!

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